旧中込学校
2012年09月14日
今週月曜日・・・。
実家の母から電話がありまして。
「休みがとれたからあさってから長野に行くことにする!」
と

いやいや



ええ~


今、うしろでゴロンとしてくつろいでますがね~(笑)
さてさて~ツイッター @tsubaki_touch ではつぶやきましたが、そんな母と昨日は旧中込学校へ行ってきました

洋館学校だってことは知っていて、よくあの場所は車で通るので外観は眺めてはいたのだけど・・・あまりに近場すぎてなかなか行く機会がない。
と、いうか行く気がないのか(笑

母が佐久のパンフレットを見てまして「この洋館は何!?見たい!!」というので、いい機会だしね♪行ってきました

昨日は(今日もだけど)じりじりと暑い日。
建物の中にはいると、木造のためかひんやりとして涼しい~。
そしてちょっとカビくさい

ワタシが通っていた小学校はワタシたちが小学校5年生のときに立て替えになりました。
それまでは・・・木造のふる~いふる~い校舎。
2階を歩くとぎっしぎっし鳴って床が落ちるんじゃないかと子ども心に思ったし、廊下は気をつけないと釘が出っ張っていて足をけがしてしまう


床には木と木の隙間があってそこにころころと鉛筆が転がって隙間にぴったりと収まってしまうと鉛筆がとれなくなるんですよね~。
なので教室には歴代の教室使用者たちの鉛筆や鉛筆の芯が床に埋め込まれている状態。
児童数の増加に合わせて建て増し建て増しした校舎なので児童出入り口がたくさんあって、学年によって使用する出入り口が異なる・・・。
雨が降ると雨漏りがするので、バケツを置いて授業

そして何より・・・常にカビくさい!そして雨が降るとトイレ臭い!(ボットントイレだったので・・・。)
話が脱線しましたが、中込学校のカビ臭さを嗅いで、そんな昔の小学校の校舎を思い出しました。
話を元に戻して・・・旧中込学校の中には古いオルガンが!
電気じゃなくて・・・足でばっこんばっこんって踏みながら音を鳴らすやつ。
とても貴重なものだと思うのに、自由に弾いていいんですって

子どもたち、喜んで弾いておりました。
電子オルガンじゃないオルガンの音、とてもいい響き

(例のワタシが通っていた立て替え前の小学校にはあったので懐かしい響きでもあり

ただね~平成産まれの子どもたち。
足を踏まないと音が出ないということが理解できず、怒っておりました

当時の机を並べて、昔の教室風景が再現されていました。
2人がけの机で机をかぱっと開けると荷物入れになっている物。
この机を見て、「お母さんのときもこの机だった~!懐かしい~

石板も一緒に展示してあった(ちゃんと書けます。)ので「えっ!?お母さんの時代って石板!?」って聞いてみたところ「失礼な。さすがにそんな時代じゃない」って。
鉛筆とノートだったそうです、母の時代も(笑)
石板ってはじめてみました~

「赤毛のアン」で「赤毛!」とバカにしたギルバートの頭をアンが石板でたたきつけるシーンが有名ですよね~。
あんなんで頭をたたかれたら・・・痛そうだ、ギルバート・・・。
そして急な階段をのぼって2階。
2階にはそろばんの歴史が展示してあったり当時の教科書が展示してあったり。
ナナメに傾いていて怖い!そして平衡バランスがおかしくなる

当時の教科書といえば・・・軍国主義教育時代の教科書も展示してあったのですが、その教科書、日本領が広いのです。
ああ・・・そういう時代なのだなあ。
文化財好きな母とワタシ、とても楽しめました

敷地内には小海線のSLが展示されていて(これも道路から見えますよね~)事務室にお願いすれば中に入れるみたいです。
うちはお願いしなかったけど

子どもが楽しめる、と言ったらこのSLぐらいなもので(うちの子たちはオルガンが楽しかったみたいだけど)子どもと一緒に楽しめるスポットって感じではないんですけどね~。
ながの子育て応援パスポートを使用して大人200円の入場料でした。
地域の文化、歴史に触れるのも大事なんだなって思う1日でした

って言ってもワタシは自分の地元のことって良く分からないんだけど

ツイッター @tsubaki_touch には写真も載せましたので興味のある方はご覧くださいませ

もうしばらく母は滞在します

Posted by 助産師、骨盤整体師 川口晴美 at 23:35│Comments(0)
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